サステナビリティアクション
1. MDFのサステナビリティへの取り組み
MDF基材には、ニュージーランドで植林されたラジアータパインを原料としたMDFを採用しています。 計画的な植林により、持続可能な資材として半永久的に使用でき、環境共生型社会に適した木材を提供しています。
2. ケイ酸カルシウム板の再利用
製品に使用されるケイ酸カルシウム板はサカイリブ製作時に必ず端材が発生します。
この端材は、ケイ酸カルシウム製造元の材料メーカーに回収してもらい、再度ケイ酸カルシウム板として製造され、耐火被覆材として再利用されています。
この取り組みにより、リサイクルの推進に寄与し、廃棄物の削減に貢献していきます。
3. 「アートのかけらプロジェクト」
サカイリブ製作時には端材が必ず発生します。この端材=「かけら」を未来のアートへと繋ぐため「アートのかけらプロジェクト」と題し、現在2つのアクションをとっています。
1.福岡市内・久留米市内・久留米工場近辺の建築・デザインを学ぶ大学や専門学校と連携し、学生に材料を無償提供し、学術・デザインの分野での活用を促進しています。
活用事例としては卒業制作やゼミ生からの製作物モックアップ利用があります。
2.一般社団法人日本商環境デザイン協会の「Soda 活動」に賛同・協力をしています。
「Soda 活動」とは、全国の小中学校に空間デザインの専門家が訪問し、学生たちに出前授業を行い、児童・生徒が共通のテーマのもとに自由にデザイン制作に取り組む、そして完成した作品を専門家が講評・評価し、子供たちに新たな発見や発想の機会を見出させる活動です。
株式会社サカイでは Soda 活動で使用する材料を提供し、実際の授業のお手伝いもさせてもらっています。
4. 焼却灰の再活用
自社の焼却炉で発生した焼却灰は、破棄することなく畑に草木灰として活用されています。
草木灰としての安全性は福岡県から承認を受けています。
この取り組みにより、廃棄物の最小化と畑への有益な利用が実現しています。
5. ソーラーパネルの導入
久留米工場ではソーラーパネルを導入し、年間発電量約8000kWhを達成しています。※令和2年度:1世帯が1年間に消費した電気エネルギーは、全国平均で4,258kWh(環境省HPより)
再生可能エネルギーの利用により、地球環境への貢献を実現しています。
私たちはこれらの取り組みを通じて、環境に配慮した製品づくりに貢献し、
持続可能な社会の構築に向けて努力していきます。