サカイリブの曲面対応品について
サカイリブは曲面対応可能な製品・デザインがあります。
対応品の選び方・曲げ方についてご紹介いたします。
曲面仕様をご検討中の場合は、上記2つのいずれかの方法があります。
1つ目は「R-Panel」という素材タイプからデザインを選ぶ方法。
2つ目は既存の「Bタイプ」や「Eタイプ」などを曲面用に特注加工を施し、曲面に対応するようにする方法。
以下それぞれの特徴・曲げ方などを簡単に紹介します。
R-Panelについて
R-Panel概略は
①不燃認定取得品。
②材厚8mm以下のデザインであれば半径400mm・材厚9mm~12mmのデザインであれば半径800mmの曲面壁に対応可能です。
③ご注文時に曲率の指定は不要です。納品時は板状・平らな状態です。曲面下地に沿わして曲げることができ、現場施工が可能です。
④曲げる際にはウェット工法(ホース等で散水・プール等にて浸水させたうえでビス留め)を推奨します。ビス留め後のビス頭はパテ処理を施し、乾燥・シーラー下地処理・塗装の工程。
詳しくは、R-Panelのカタログにてデザイン・施工方法をご確認ください。
3Dデザイン・リブ加工が施され、不燃認定取得品であり高い耐衝撃性も兼ね備えています。材料のたわみを利用しての力ずくで押し込んで施工するわけではないので、材料の跳ね返りの心配もありません。
曲面施工も可能な新製品「R-Panel」は公共施設等の大空間でも安心してご使用いだだけるサカイリブ一押しの製品です。
規格品を特注加工
規格品を曲面施工可能になるよう特注加工を施します。
曲面対応可能な型番についてはカタログに下図のように記載しています。
R-Panelと異なり、材料自体が曲がるわけではありません。ひとつひとつのピッチで曲がっていく、多角形貼りのようになっていくイメージです。
注意点としては、前述のとおり材料自体が曲がるわけではありません。あくまでピッチ毎に折れることで曲面に対応させています。
カタログに記載している曲率はあくまで推奨値です。材料のロット差や製作誤差などで割れなどが生じる場合がございます。とくに突板が練りつけられている「Eタイプ」を曲げる場合には必ず事前にサンプル等で曲げの確認をしてください。使用状況・環境によっては推奨値内でもひび割れなどが起きる場合がございます。
なお、角山「C+EMR」「M+EMR」は規格品の時点で下図のようにスリットがはいっており、曲面に対応できるようになっています。
前述の「C+EMR」「M+EMR」以外は曲面仕様は特注製作となります。そのため、曲面でのご使用時には必ず曲面で使用される旨と曲率をお知らせください。
尚、パネルの価格は曲面仕様になっても同一価格で製作致します。